年頭あいさつ

施術の質と社会的評価の向上にむけて

kaicho.jpg明けましておめでとうございます。本年も、柔道整復、鍼灸の施術に携わる組合員の皆さま方とともに歩み、また、「とり年」にふさわしく皆さまの一層の飛躍を期してサポート体制の充実を目指してまいります。
また昨年中は、日々の施術に追われる中、各種のスポーツ大会や地域活動へのボランティアに多大なご協力をいただきました。おかげさまで、私どもが行う伝統医療について広く理解を深めることができました。厚く御礼申し上げます。

さて、日本は今、急速に少子高齢化が進み、社会保障の在り方が問われるのみならず、社会、産業活動の多くの分野で、その担い手の不足が顕著になりつつあります。若人はもちろん、高齢者も一人一人が健康で、この社会を支えていくことが強く望まれています。まさに一億総活躍が望まれる時代です。とりわけ、柔道整復師や鍼灸師に代表される伝統医療と西洋医学とを融合させ、医療界全体が総力を挙げて人々の健康の確保と増進に取り組むことの重要性は年々高まるばかりです。
特に、それぞれの地域で住民の方と最も近いところで、その健康を支える私どもの役割は極めて大きいものがあります。
全柔協は、このような時代背景を踏まえ、業界のオピニオンリーダーとして皆さまの施術の質の向上とそれに対する社会的評価の向上にむけて、公益社団法人全国柔整鍼灸協会との連携のもとに進化をしてまいる所存であります。
新年に当たり、私ども全柔協の決意の一端を申し述べ、皆さま方の引続きのお願い申し上げる次第であります。

会長 伊藤庄平


組合員の擁護と業界全体の活性化を

rijicho.jpg新年明けましておめでとうございます。組合員の皆さまにおかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。昨年は組合員数も4千名を超え、年間を通して組合活動が順調にすすみましたのもひとえに皆さまのおかげです。心より御礼申し上げます。
今年は酉年です。酉の由来は「果実が極限まで熟した状態」で、そこから物事が頂点まで極まった状態が酉年と言われています。またニワトリは朝一番に鳴く鳥として縁起のよいものです。全柔協も一番先頭を突き進み、声高らかに業界を先導する組織であり続けたいと思っております。

振り返れば昨年もさまざまなことがありました。その中で喜ばしいニュースは何と申しましても、全国柔整鍼灸協会が公益社団法人の認定を受けたことです。10月の発会式では会員同士の交流の場として、また来賓の方々も多数お見えになり、対外的に全柔協の大きなPRになりました。柔道整復と鍼灸マッサージが融合した初の全国組織として、社会的地位が高まったわけであり、これからも公益社団とともに行政や保険者に意見を述べて、業界全体を活性化してまいります。
また組合員サービスも各種充実させ、皆さまの施術所経営に役立つアイテムやメニューをご提供いたします。組織の強化にも努め、入会者増につながるよう働きかけます。
さらに今年度はカルテ整備や領収証の発行義務をさらに推進し、不正防止に一層努めます。業界の自浄努力こそが、患者さんの信頼を勝ち取る唯一の方法であり、患者さんの理解がなければ保険者や整形外科の圧力に負けてしまいます。医科側は柔整を研究して着々と受領委任の締め付け、撤廃に向けた行動を起こしています。こちらも足固めをしておかないといけない時代です。
しかし厚生労働省の療養費検討専門委員会では、柔道整復・鍼灸マッサージとも、業界にとって不利な案件ばかりが論じられています。このまま放置しておけば、いずれ療養費や受領委任制度の廃止につながってしまいます。業界全体が声を上げなければなりません。実務経験を3年間経ないと受領委任が取り扱えないという案などはその最たるものであり、柔整業界の弱体化を引き起こす危険な案で、なんとしてでも阻止すべきです。その他にも料金の引き上げ交渉、行き過ぎた患者照会をやめさせる活動、審査会の過剰な返戻の阻止など、全柔協が果たす役割はますます大きくなっています。
行く道はかならずしも明るいことばかりでなく厳しい状況ですが、今年も組合員の皆さまおよび業界の擁護に向けて全柔協は邁進いたしますので、ご協力のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

理事長 岸野雅方
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