お金について考えよう!確定申告の基本と青色申告について

確定申告の時期が近づいてきましたが、みなさまご準備はいかがでしょうか。今回は、開業してはじめての確定申告をされる方、これから開業される方を対象に「確定申告と青色申告」についてお話をさせていただきます。


STEP1 開業される方へ はじめにここだけはおさえておきましょう!

施術所を開設し、事業をはじめる!と主に2つの届出が必要!

1.施術所を開設し、施術を行うために →  保健所へ開設届を提出

2.施術所を開設し、事業を行う →  税務署に以下の届け出が必要


税務署への開業時の手続き        

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届出書名

提出期限

届出先

個人事業の開業届出書

開業日から1ヶ月以内

轄の税務署

青色申告承認申請書

開業日から2ヶ月以内 

※補足あり(STEP3)

轄の税務署

※様式は、国税庁HPよりダウンロード、税務署にて入手できます


STEP2 確定申告について 

事業開始後、翌年1月にいよいよ前年度の確定申告の時期がやってきます。それでは、ひとつひとつの用語を確認していきましょう。

確定申告とは

独立開業=個人事業主(法人を設立する方は異なります)になりますので、事業をはじめた翌年に、納税のため1年間の会計(経費や事業収入)を申告(「確定申告」)します。


確定申告の時期

2018年(平成30年)の確定申告期間は、2018年2月16日(金)〜3月15日(木)です。

毎年おおむねこの期間が確定申告期間になります。

確定申告後、どんな納税が課せられているのか?

これまで雇用されていた場合だと開業をしたら、どんな納税があって、いつ納税するのかピンとこないですよね。実際にどんな納税があるのかみていきましょう。


                 納税が必要となる主なつの税区分と納付時期

1.所得税

毎年1月1日~12月31日までの1年の間に生じた「所得(儲け=売上-経費)※個人事業主の場合」に対して課せられる国税です。

確定申告時に納付します(3月15日)

2.住民税

(市県民税)

市区町村に支払う税金(区民税、市民税など)と、都道府県に支払う税金(県民税、都民税など)を合わせた税金のことを指します。住民税は、前年(1月1日~12月31日)の所得に対して課税されますので、たとえば、2018年度の住民税は、2017年1月1日~12月31日の所得に対して課税されます。

3.消費税

課税売上高が1,000万円を超えた事業者が対象です。

整骨院での事業収入では、健康保険は消費税対象外、自由診療の治療費や物品販売などが1,000万円以上の売上げがある場合、納付が必要です。

納付時期は確定申告後の3月31日までになります。

4.個人事業税

8月に都道府県税事務所から納付通知が届きます(8月と11月に分けて納付可)。事業所得が290万を超える部分に対して税率3%が課税されます。


確定申告ってどんな書類を提出するの? 

申告書類の様式はたくさんものがありますが、個人事業主の場合は一般的に下記の様式となります。   

 白色申告

 青色申告

・確定申告書B

収支内訳書

・確定申告書B

青色申告決算書

※その他に,場合によっては(例えば所得金額が赤字など)、他の申告書も必要になります。


STEP3  青色申告について知ろう 

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青色申告ってなに?

個人事業主が確定申告する際に「白色申告」と「青色申告」の2種類があります。

「青色申告」は「白色申告」に比べて手順が多くなり、帳簿付けをより詳細に記入(複式簿記)しますが、「白色申告」よりも納める税金を少なくできるメリットがあります。


色申告の3大メリット

1.

利益から10万円または65万円の控除ができる

2.

赤字を次年度以降3年間繰越することができる 

3.

家族に支払った給与を経費にできる


上記3大メリット詳細   

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メリット1

利益から10万円または65万円の控除ができるということは課税対象額が減ることになるので、納税額の減額につながります。 

メリット2

これは例えば、前年度まで赤字、翌年度が黒字となった場合に黒字部分に過去3年間の計上していない赤字をあてることができ、黒字年の課税対象額が抑えられます。つまり納税額の減額につながります。

メリット3

通常、個人事業の場合は、同居の家族が事業に従事していると「生活費なのか給与なのか」区別がつきにくいので、同居の家族への労働の対価として適正な給料は認められません。ただし青色申告をすることにより、全額必要経費となります。

その他

・青色申告には特別償却や試験研究費などの控除がありますので、ご興味のある方はぜひお調べ下さい。


青色申告は事前に申し出が必要!!

 青色申告を選択するには、事前に税務署へ「青色申告承認申請書」を提出が必要です。

  提出時期

1月1日~1月15日までに開業した場合

その年の3月15日までが提出期限

1月16日以降に開業した場合

開業日から2ヶ月以内が提出期限

 「青色申告承認申請書」の提出は、一度届け出したら、毎年提出する必要はありません。


STEP4 まとめ

確定申告は1年間の経費を申告するので大変な作業になりますので、日ごろよりこまめに記帳することが大切です。

また、最近では、整骨院の経営が軌道にのるまで1年と言われていますので、少しでも健全かつ計画的な経営資金のやりくりをするためにも「青色申告」を利用されることをおすすめします。


過去にも整骨院にかかわるお金の話をご案内させていただいていますので、ご興味ありましたらご覧下さい。


整骨院を開業するのなら知っておきたい!"開業費"


整骨院・鍼灸院【開業レシピ】シーズン3~青色申告について~


保存版!個人開業と法人開業の違い!




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