【整骨院経営のヒント】柔整師職業賠償責任保険 もし医療事故を起こしてしまったら?

柔道整復師 職業賠償責任保険って?もし医療事故を起こしてしまったら?

手技療法を行う柔道整復師にとって、どんなに最善の注意をはらっていても医療事故を起こす可能性が0とはいいきれません。それでも事故の実情を把握することや注意を払うべきところを知るだけでも、事故の確率はぐんと下がります。
今回は医療過誤の対策に役立つ情報をまとめました。

Q1.職業賠償責任保険って?
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患者を施術でケガをさせた時(医療過誤)の補償になります。この補償には、治療費、入院・通院日数に応じた見舞金・休業補償、応急手当費用、病院への搬送費用、弁護士費用や裁判費用など含まれます。※表記の保障内容がすべての保険に含まれるわけではありませんので、必ず加入している保険内容をご確認下さい。

また、施設管理賠償といって、施設の管理不備による対人事故及び患者への対物事故補償プランも準備されていることが多いです。

●●ポイント●●
職業賠償保険は国内で認可をうけたもののみが正規品です。
世の中には保険会社が運用していない共済保険、もしくは海外の保険会社に委託している賠償保険なども存在します。そういった保険はいざ事故に遭った時に十分な補償がされなかったりすることが多いのでご注意ください。

Q2.柔道整復の医療事故で問い合わせの多い内容は?
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1.手技が原因によるもの
2.物損(患者の物を壊してしまう)
3.転倒・転落

●●ポイント●●
1.手技が原因によるもの
治療中のミスによる骨折で最も多い部位のひとつに肋骨があげられます。特に高齢者の骨はもろく、うつぶせの状態で背部を押圧しすぎて骨折させるケースや仰向けで足を屈曲するストレッチで起こることが多いようです。骨折しやすい箇所ですので、特に背部を指圧する際は、胸当て枕を使用するなどし、強い力がかからないように気をつけることです。

2.物損
対物事故では、患者がベッドの上においてメガネに施術者が気づかずに手をついて破損するケースが多くあります。施術の際はご注意ください。

3.転倒・転落
ベッドから転落すると、高齢者だと大腿骨骨折などの大きなケガに至ることがあります。患者がベッドから降りおわるまで目を離さないことを心がけてください。

4.患者の持病を考慮し、機器の使用をする。
エアーマッサージ機やローリングベッドのような血液循環を促進する機器の使用は、患者の持病、服用している薬によっては重大な事故に繋がる危険性があります。充分な問診を心がけましょう。また機器の禁忌事項を必ず熟読ください。

Q3.医療事故が起こったら? 
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その1. 患者が怪我をしている場合はすぐに病院へいってもらう。まず「患者の治療」が最優先です。ケガをされた患者は不安でいっぱいです。相手の言葉をよく聞き「不安を取り除いて」あげてください。

その2. 日にちが過ぎてから施術所側に責任にを求められたら「誠意をもって対応する。」という言い方で患者に対応してください。施術が原因で発生しているか因果関係がはっきりしないケースも多いので、はじめから「治療費はこちらで負担します」などといった約束はしない。ただし、病院・交通機関の領収書をとっておくように患者に伝えてください。

その3. 事故後、保険会社または加入団体へ速やかに連絡し、今後の書類等のやりとりや流れを確認してください。迅速な対応が早期解決へのカギです。

STOP!!賠償保険の手続きを行う前に、金銭要求には絶対に応じないで 
保険会社に相談なくご自身の判断で患者へ治療費の前払いなど金銭のやり取りをしてしまうケースをお聞きすることがあります。しかし治療費が支払われるかは、保険会社の調査、因果関係の証明などが必要となりますので、まずは保険会社へご相談ください。
当たり前のことを話していると思われる方も多いと思いますが、いざ事故が起きてしまうと、冷静な判断ができず、思わぬ行動をとってしまうこともありますのでご注意を!



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