※常に筋にテンションをかけ続ける(力を入れ続ける)。筋の中枢側をバンド等で縛り血流を阻害して筋トレを行うetc.
Dバリスティックに行う
80%の力で8〜10回行う。速く回数をこなすことで筋力・パワーの養成になる。
Eコンセントリック&エキセントリック
筋トレは基本的に鍛えようとする筋肉の収縮と伸張の繰り返しであるが、そのテンポは同じように行う。同じスピードで押し、同じスピードで戻す。フォームをつくる段階ではゆっくり行い、最終仕上げ段階(試合前)では速く行う。
Fインターバル
セット間の休息時間は1分位とすることで血中成長ホルモン量が大となる。休息時間を取りすぎると血中成長ホルモン濃度が増えず筋肥大にならない。
Gパワーの種類
パワー=筋力(質量)×スピード
競技種目の特異性を考慮して筋力あるいはスピードのどちらに重きをおくか計画立てる。
・スピード依存型パワー スプリント、跳躍、バレーボールetc.
・筋力依存型パワー アメフト、ラグビー、相撲etc.
L.まとめ
プログラム立案には競技、個人の特異性を考慮
特異性の原則
筋群・関節角度と姿勢・筋の収縮形態・加速特性・動作分析・エネルギー源・運動時間
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第2部 臨床各論 REHABILITATION
J.アスレティック・リハビリテーションの目的
(1)関節可動域の改善……痛みの出ない範囲で実施する。
スライドボード、ストレッチングボード、バランスボード使用
(2)筋量・筋力の向上……徒手・自重・チューブ・マシントレーニング等で強化する。
(3)バランス能力(固有受容性能力)向上…バランスボード、ストレッチングボード使用
(4)機能的動作の再構築
・ジョギング→ランニング→ダッシュ 段階的にスピードアップをはかる。
・単独運動から複合運動へ
・低速度から高速度へ……ジャンプ種目の導入
・レベルに応じたアジリティードリルの導入
(プログラム化されたものから非プログラム化された種目へ)
※アジリティー:俊敏性・機敏性など、スピードや瞬発力などの能力を向上させることを目的としたトレーニング
(5)持久性の回復(有酸素系・無酸素系)
・エアロバイク、ジョギングによる有酸素性持久力の改善
・インターバル走による無酸素性持久力の改善
K.各論 『前十字靭帯損傷OPEからのリハビリテーション』
6〜8ヶ月を競技復帰の目標とする。(油谷式では6ヶ月をめどに)
・術後2-3ヶ月まで(等尺性筋力、健側の60%、WBI 0.6〜0.7)
@ROM改善 A筋肥大・筋力増強 Bウォーキングプログラム
Cプールリハビリテーション D姿勢の矯正
・術後3-5ヶ月(5ヶ月目あたりでWBI 0.9以上)
@ジョグ〜ダッシュ Aプライオメトリクス(縄跳び程度)
・術後5-6ヶ月(各種ファンクショナルテスト実施)
@アジリティー系種目 Aプライオメトリクス(ジャンプの完成) B競技特異種目
注意:再建術においての移植が膝蓋腱から移植→強度・屈曲力大、疼痛大⇒3ヶ月まで再断裂に注意ハムストリングから移植→強度・屈曲力小、疼痛小⇒痛みが少ないため、やりすぎによる断裂に注意 (リハビリ終了目前に多い)
※プライオメトリクス:筋肉や腱を縮める前に一度伸ばすと、その直後の収縮でより大きなパワーを発揮することができる性質を利用したトレーニング法(縄跳び・スクワットジャンプ等)
※ファンクショナルテスト:機能的テスト 筋力測定
(ジャンプではその平均接地時間、ジャンプ高など)
※WBI:体重支持指数 体重あたりの膝関節伸展力、大腿四頭筋の最大筋力
(70度屈曲位での等尺性膝関節伸展)
WBI算出方法:Nm÷下腿長(m)÷9.81=Xkg Xkg÷体重(s)=WBI
(Nm:ニュートンメータ・力の強さ、重り)
WBIの目安: 競技スポーツ…1.2以上 スポーツ活動…1.0以上
ジョグ…0.6以上 歩行…0.4以上
★レジスタンストレーニング・パワートレーニングの解説
「レジスタンストレーニング」とはこれまで筋力トレーニング・ウエイトトレーニング・ストレングストレーニングと呼んでいたものを総称したもの。バーベルやダンベルなどを使用するフリーウエイトや様々なマシーン、チューブ、空気圧などのいろいろな種類の負荷抵抗をかけてトレーニングすることを総じてレジスタンストレーニングという。
またそれらの負荷抵抗を使って、単に挙上重量だけを意識するのではなくスピードという概念に意識を向けて爆発的な筋力発揮を目的とするトレーニングが「パワートレーニング」。
パワートレーニングはレジスタンストレーニングの中のひとつの方法。
★一般的に行われるアスレティックリハビリテーション(トレーニング)との違い等
アスレティックリハビリテーションとは何らかの要因により受傷した後、通常の病院などで行う一般の生活ができるまでのリハビリテーションではなく、通常の状況からさらに運動ができる状況まで回復させるためのリハビリテーションのことをいう。そのアスレティックリハビリテーションの中においても筋量・筋力の回復、機能的動作の再構築等が必要になるので段階的なレジスタンストレーニングやパワートレーニングが必要となる。
今回の講習会ではアスレティックリハビリテーションの中で、実際にそれらのトレーニングを計画し実践していく上でどのようにトレーニングの進捗状況を把握し評価していくのか。また、段階的に発展させていくのかをお話していただいた。
すべてのクライアント(依頼者)に講義内容が当てはまるわけではない。総合的にその体格、競技、レベルを考えメニューを作成する。また数字による評価もあくまで参考値としてみる。たとえばWBIにしても一つの筋(大腿四頭筋)の筋力しか測定していない。実際の運動ではいくつもの筋が複合的に筋肉は作用しているので、歩行やジョグ等ある部分は伸長、ある部分は収縮を繰り返す運動が評価しやすい。走る⇒芸術的な運動!