【鍼灸マ】受領委任導入でも 償還払いが増える? 保険者の動きもさまざま

鍼灸マッサージで来年度より受領委任払い制度の導入が検討されているが、保険者にも動きが出始めている。例えば、人材派遣健康保険組合が全柔協に文書通知してきた内容によると、9月施術分より償還払いから代理受領方式へ変更となっている。前倒しの運用開始をすることで受領委任導入時の混乱を回避し、被保険者を保護する見地からとのこと。

一方、健保連が健保組合に実施したアンケートでは、鍼灸マッサージに受領委任が導入された場合でも、償還払いを実施する方針の組合が48.1%と約半数。現在償還払いを行っている38.7%の組合数よりもかえって増加することになる。受領委任払い制度での不正請求を危惧する向きの表れである。

もし受領委任の取扱いがあくまで保険者の裁量にゆだねられてしまうのならば、受領委任払い・代理受領・償還払いのいずれにするか、保険者によって考え方はさまざまであり、来年見直しが行われる時に結局償還払いばかりになってしまえば、業界にとって決して有利な展開とは言えない。
(全柔協事務局だより304号より)

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