【業界情報】「急性・亜急性」文言消え、外傷性の定義追加

5月24日発出された厚生労働省通知において、療養費支給対象について留意事項の改正がなされた。
柔整における「急性および亜急性の」という文言部分を丸々削除することで亜急性の問題に終止符が打たれ、長年医師会と対立してきた議論の枠からとうとうはずれることとなり、そのかわり「外傷性」に関する文言が追加された。

【改正文】 太字が追加部分
(柔整留意事項通知より)
「療養費の支給対象となる負傷は、外傷性が明らかな骨折、脱臼、打撲及び捻挫であり、内科的原因による疾患は含まれないこと。
なお、介達外力による筋、腱の断裂(いわゆる肉ばなれをいい、挫傷を伴う場合もある。)については、第5の3の(5)により算定して差し支えないこと。
また、外傷性とは、関節等の可動域を超えた捻れや外力によって身体の組織が損傷を受けた状態を示すものであり、いずれの負傷も、身体の組織の損傷の状態が慢性に至っていないものであること。

(注)負傷の原因は、いつ、どこで、どうして負傷したかを施術録に記載しなければならないこと。

外傷性に関する部分は、平成15年の政府の答弁書に見られる表現であり、負傷原因が「いつ、どこで、どうして」という3つに絞られ、「どこを」という項目がはずれているのは柔整業界がさらなる制約強化を拒んだ結果となっている。

(全柔協事務局だよりVol.312より)

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