柔道整復師・鍼灸師とは?

Q.柔道整復師とは?

A.柔道整復師とは接骨院・整骨院の先生の法律的名称です。
「柔道整復師」の免許取得者は国家試験に合格した医療の専門家です。整体やカイロプラクティックは、国家資格ではなく、柔道整復師とは厳密に区別されています。


Q.接骨院・整骨院では、どんなときに保険が適用されるの?

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A.接骨院・整骨院では運動器系に関わる急性・亜急性外傷、たとえば骨折や脱臼、打撲、捻挫、挫傷(肉離れ)等の際に保険を使って施術を受けることができます。
※骨折・脱臼の場合で柔道整復師の施術を受ける場合は、
 医師の同意が必要です。
※慢性の痛み、しびれなどは自費で施術を受けることができます。
 施術所により施術内容が異なりますので直接お問い合わせください。


Q.柔道整復とは?

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A.柔道整復術とは、日本古来の武道である柔術(柔道の前身)による手技から発展したもので、骨折・脱臼の整復(※1)や、捻挫・打撲・挫傷の施術法です。柔道整復師は、これらの施術を行う医療専門職として位置づけられています。※1)骨折・脱臼の整復には、医師の同意が必要です。 
 

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柔道整復の目的は患者さんの肉体的・精神的な苦痛を取り去り、患部の回復と、早期に社会復帰をはかることなどにあります。このためには、適切な施術に努力するのは当然ですが、患者さんからの信頼と尊敬を得られるような人間性の向上と高度な医学的知識の修得に努力しています。


柔道と名前につくように、日本古来の武術や格闘技等と柔道整復には密接な関係があります。本来武術とは「殺法」ですが、戦国時代の合戦時に発生する負傷者の手当てや、武術の稽古時に起こるケガの施術や仮死者に蘇生を施すことなどを繰り返すうちに「殺法」の表裏一体の技術として「活法」というものが生まれました。


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江戸時代になって世の中が平安になり、各流派の柔術師範が柔術を教えながら、一般の人にも施術を行うようになり、中国医学、蘭学などの長所もとりいれ流派独自の活法・接骨・整骨術が発達していきました。明の拳法家陳元贇(ちんげんぴん)が江戸の芝・国昌寺に滞在し、福野正勝等の武士に中国拳法を伝授し柔術の一流派である源流となり、柔術と整骨との結びつきが端緒になりました。


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江戸中期には、洋書の解禁もありオランダ医学が導入され、三浦流柔術祖三浦楊心『正骨要訣』を著した吉原元棟、楊心流柔術の祖として接骨術を編み出した小児科医秋山四郎兵衛義時、『正骨範』を著した二宮彦可、『正骨新書』を著した各務文献、伝統の整骨法に蘭法の長所を加えた華岡青洲等によって整骨術は体系化されていきました。

明治時代には、西洋医学に重点をおいた医制の改革により接骨は衰退していきました。しかし、明治の末期に各流派の接骨師が団結し、接骨術を復活させるための運動を始めました。その成果が実を結び、大正9年に内務省令の按摩術営業取締規則の準用により、「柔道整復師」という名称で公認されました。

第二次世界大戦後、柔道整復師は養成学校を卒業して資格試験を受ける免許制度となり、昭和45年4月14日(柔道整復の日)には、単独法の「柔道整復師法」が公布されました。そして、柔道整復師は町の整骨院・接骨院として親しまれながら、地域医療の一部を担い現在にいたっています。


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Q.はり師・きゅう師とは?

A.はり師・きゅう師とは鍼灸院の先生の法律的名称です。
「はり師・きゅう師」の免許取得者は国家試験に合格した医療の専門家です。

Q.はり・きゅう施術とは

A.はり・きゅう施術は、東洋医学にもとづく施術法です。
まず、東洋医学とは、心身のバランスを整え、「病気を未然に防ぐ」という予防的な考え方を中心にした医療体系です。病気になる前の未病の段階で体調を整えます。この東洋医学では人が生きていく上で重要な要素を気・血・水としています。この気・血・水がスムーズにめぐることで健康が保たれると考えています。

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血と水を運ぶ役割をし、全身をくまなくめぐらせる
栄養を運び老廃物を押し流し体内の環境調整を行う
潤いを与え、ウイルスや細菌から身体を守る




keiraku_03.jpg*経絡と経穴(ツボ)
気・血・水が全身をめぐる道を経絡といいます。経絡上にある気・血・水を整理するポイントが経穴(ツボ)です。

このツボに鍼や灸をし、気・血・水の流れをよくし、体調を整えていくのが鍼灸治療です。鍼、灸ともに免疫力をアップさせたり、崩れてしまった心身のバランスを整えたり、自然治癒力をアップさせる働きがあります。






haris_13.gifはり施術は、髪の毛ほどの非常に細いステンレス製の鍼をツボに刺入し、ツボに刺激を与えて気・血・水の流れを調整し、体調を整えます。特に鎮痛作用自立神経の調整による内臓の活性化、免疫作用をアップする効果があるといわれています。



shinkyu1_13.gifきゅう施術は、灸の温熱やもぐさの生成成分が経穴から体に浸透し、気・血・水の流れを調整し、体調を整えます。冷え症の症状や肩こり、腰痛、婦人科の悩み以外にも、免疫作用アップ、病気予防体質改善の効果もあるといわれています。




Q.鍼灸院では、どんなときに保険が適用されるの?

A.慢性病で、医師による適当な施術手段がないと医師が判断したものは、
健康保険で鍼灸治療を受けられます。
神経痛、リウマチ、頚腕症候群、五十肩、腰痛症、頚椎捻挫後遺症等、
その他、これらに類似する疾患
や慢性的な痛みのある疾患です。
※保険取り扱いしていない鍼灸院もありますので、各鍼灸院に直接ご相談ください。


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Q.健康保険で鍼灸施術を受けるときの注意点は?

A.1)医師の同意書または診断書が必要です
    2)同意書の有効期間は初療日から約3カ月
    3)保険で施術を受けている期間はその疾患については病院にかかる
        ことはできません(他の病気の治療は可能)
    4)健康保険以外では、生活保護、労災、自賠責保険も取り扱いできます
     ※各詳細は、保険取り扱いをしている鍼灸院にお問い合わせください。




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