カイロプラクティック&オステオパシー研究会

H30.5.13 『腰椎を紐解く/腰椎リスティングの成り立ち/PMテーピング(主動筋A)』(大阪)

H30.5.13 『腰椎を紐解く/腰椎リスティングの成り立ち/PMテーピング(主動筋A)』(大阪)

2回目の講習会は、前回の骨盤部位の復習と腰椎の検査・矯正・テーピング方法の講義が行われました。
講師は、講習前に受講者一人ひとりに名前や前回の講習の感想などを尋ねるなどコミュニケーションを取られていました。
座学では、配布資料を基に触診方法や注意点を細かく説明され、講師が受講者のもとを回りながら、持参された骨盤模型を直接触れていただき解説されていました。

 

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デモンストレーションでは、受講者に実技を体感していただきながら解説されました。
施術時の立ち方やカイロプラクティックフィンガーと言われる第3指で触診をするなど5本の各指の役割分担と手の使い方の解説や、検査は呼気時にすること、矯正時の患者の身体の固定方法などを指導されていました。

 

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また「腰椎のズレを触診する際は問診時に普段の姿勢も患者に聞くことがとても重要。」と話されました。

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実技指導では、施術の即効性に受講者は大きく頷き、熱心にメモを取られる姿も多く見られました。

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腰背部のテーピングの実技では、テープを貼るときの力の入れ方や貼る箇所など細やかな指導をされていました。
また、助手2名が各ベッドを回り、指導をされていたので、質疑にすぐ応えられる環境でした。講師の方から受講者によくお声かけをされ、質問に対しても丁寧な回答をされていたので、受講者は積極的に講師の実技指導を受けられていました。

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講師の解説も率直で理解し易い表現を使われるため、受講者に伝わり易く、講習の3分の2が実技の時間と多くを占めていて、視覚的にも体感的にも学べる内容だったと印象を受けました。
また、実体験や冗談を交えた講師の話術には親近感が湧く印象で、受講者一人ひとりへ声かけをする講師の気配りや明日の臨床に活かせるように指導する講師の熱意がとても強く感じられました。