カイロプラクティック&オステオパシー研究会

H30.2.11 『上肢の筋膜操作』(大阪)

残すところあと2回となった研究会、今回は上肢の筋膜操作を座学と実技で学びました。
座学では解剖図をふんだんに用いた説明で、筋肉の重なりや繋がりを見ながら、どの筋肉へのアプローチがどの部位へ影響するかを視覚的に捉えて学ぶ時間となりました。
講師の説明を聞きながら熱心にメモを取る一方で、自らの筋肉に触れて動作や形を確認されている受講者の真剣な様子が見受けられました。

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講師の実演では、熱心に観察しメモを取る受講者に囲まれる中、静かな佇まいで丁寧な施術をされる講師の姿が印象的でした。
患者役となった受講者がリラックスして施術を受けられていることが伝わり、患者への接し方や話し方、くつろいだ空気の作り方など、施術以外の面でも感じる部分の多い時間でした。

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また施術を受けた受講者の可動が目に見えて良くなった様子には感嘆の声が上がっていました。
実技の時間には受講者同士がペアとなって相談や確認をしながら手技を試され、
講師への質問やアドバイスを求める声が耐えない充実した時間となりました。

 

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講師の見本に周囲の受講者が集まって見学すると、さながらプチ実演時間のような盛況ぶり。
3時間があっという間の充実した講習会となりました。

 

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講師の倉津先生の施術姿勢や空気作りは、患者への語りかけや手技が自然と肩の力が抜ける独特の落ち着いた空気感で行われるので、身体がやわらぎ、緊張のほぐれ方も変わってくるのだろうかと感じました。
倉津先生の座学は画像もあってわかりやすいのと同時に、説明自体が率直で平易な表現を使用されるため、とても伝わりやすいと感じます。
折々に挟まれる実例の紹介も面白く、話術に引き込まれる場面が多くあり、自分自身の姿勢も振り返させられる良い経験となりました。

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