カイロプラクティック&オステオパシー研究会

R01.10.13『AK治療の基本テクニック(三大要素と五大治療の説明、デモ、TL、チャレンジ、筋力テスト、自律神経調整方法)』(大阪)

R01.10.13『AK治療の基本テクニック(三大要素と五大治療の説明、デモ、TL、チャレンジ、筋力テスト、自律神経調整方法)』(大阪)

R01.10.13『AK治療の基本テクニック(三大要素と五大治療の説明、デモ、TL、チャレンジ、筋力テスト、自律神経調整方法)』(大阪)

全5回コースの初回。三大要素と五大治療の説明の後、嶋谷先生の治療の一連の流れをTL、チャレンジ、筋力テスト、自律神経調整方法の説明を交えてデモンストレーションされました。

 

患者の不調を聞き、患者の体に触れながら患者自身の体に力が入りやすいポイントを探すTL及び2点TLによって原因箇所を特定し、その部位に対して施術を行い治療するチャレンジの流れを説明されました。その他、自律神経の不調をテストする方法と、その治療法として128Hzの骨音チューナー(音叉)を百会に宛てることで自律神経を調整する方法も紹介されました。人によって経絡の位置に差があり、百会の位置をTLで探すとほとんどの方が髪の毛の渦の中心になると説明されました。デモンストレーションでは患者役の方の頭の渦が百会と確認された後、音が聞こえるくらいに振動させた骨音チューナーの逆の先端部を百会にあてられ、その後のテストで改善を示されました。

また、どのようにTLとチャレンジをしても体に力が入りにくい方が稀におられ、その原因のひとつとして電磁波を挙げられました。その根拠として、電源が入っているだけの待機状態の携帯電話を側頭部に近づけた状態と、携帯電話を頭から1.5mほど離した状態とで力の入りやすさの比較テストのデモンストレーションを行い、電話が頭に近いほうが見事に力が入らない様子を見せられ、受講者は驚愕されていました。嶋谷先生のアプローチ方法のTLとチャレンジは、結果、原因のある箇所が経絡であることが多いとのことで、経絡を知らなくてもできますが、知っていればより治療に役立つと感じさせる内容でした。

 

嶋谷先生が日々の治療で役に立つものと紹介された先述の骨音チューナーのほか、デリケートな頚椎の施術に使用していますとアクチベータも紹介され、その治療の引き出しの豊富さに驚くばかりで、今後の4回の講習会が非常に楽しみとなりました。受講者にとっても持ち帰れるものが多い、有意義な講習会だったのではないかと思いました。