カイロプラクティック&オステオパシー研究会

R01.12.8『矯正テクニック(筋肉調整、骨格調整、呼吸性アジャストメント、ロベットブラザー)』(大阪)

R01.12.8『矯正テクニック(筋肉調整、骨格調整、呼吸性アジャストメント、ロベットブラザー)』(大阪)

R01.12.8『矯正テクニック(筋肉調整、骨格調整、呼吸性アジャストメント、ロベットブラザー)』(大阪)

全5回コースの第3回目。今回は自律神経の乱れの有無の確認と、姿勢分析、ロベットブラザー、筋肉調整について説明されました。

自立神経が乱れの有無の確認では、施術をする前にTLで患者にどちらが倒れやすいか確認して、「あなたは左重心です」というように、患者にも施術前の重心をはっきりと伝え、施術してから患者の重心は整ったことをいっしょに体感してもらうことが信頼を得るために重要であると強調されていました。患者の信頼を得ることで、今後すべての発言に説得力が増すので重要だと思いました。

 

ロベットブラザーの確認では、上部脊柱と下部脊柱は動機的に機能していることをペアワークで実際に施術をしながら確かめていました。スマホ首とパソコン首を例に出し、スマホ首はチェックをする時に真正面で確認する一方、パソコン首は反応が強くなるほうを確認することが必要であるということを説明されていました。

また、筋肉調整の実践ではTLが難しい子どもや高齢者も人を介すことで、確認することができるということをおっしゃられていました。赤ちゃんの場合はお母さんが抱いた状態で行うと、正確な調整をすることができるとのことを説明され、どんな患者に対しても行うことができることを受講者も頷きながらメモを取っていました。

 

最後の質疑応答の時間では、受講者が積極的に質問する姿が印象的でした。受講者全員で質問内容を共有し、次に生かしていこうという姿勢が見受けられ、とても充実していた講習だったと思います。実践中も、気づいたことがあればその都度講師に質問しており、質問した受講者だけでなく、他の受講者も自然に講師の周りに集まっている姿が印象的で、より多くの知識を吸収したいという熱意が伝わりました。