「上部頸椎の評価とアプローチ方法」の講義として頸椎全体の屈曲伸展、頸椎全体の回旋、頸椎全体の側屈についての座学、その後に講師のデモンストレーションが
ありましたが、合間に骨模型や解剖学の本を使った解説が入り、丁寧でとても分かりやすく、多くの受講者が相槌を打ちながら熱心に受講されていました。
その後の受講者同士による実技練習の時間では、一人一人に丁寧な指導をされていました。
大藤先生の講習は今回で3回目ということもあり皆さん和気藹々とした雰囲気で積極的に意見交換を行ないながら実技練習をされていました。
はじめに前回の続きとして「骨盤・腰部の診方とアプローチ方法」について講義がありましたが、
「2呼吸から5呼吸で指圧する」「肘を使って時間をかけ持続圧で刺激をしてあげれば緩みやすい」など手技を行なう際の細かいポイントの解説があり、
とても分かりやすい講義だったと思います。
また腱・筋肉・筋膜にアプローチを行い、どこかひとつでも抜けてしまうと症状が取れないことがあるのでセットで考えて手技を行なうよう注意点もしっかり話されていました。
「上部頸椎の診方とアプローチ方法」のデモンストレーションでは、頸部の筋肉や神経を細かく指で示しながら講義されました。
トリガーポイントの探し方やほぐし方の解説はとても具体的で理解しやすく、どの技術も受講者がすぐに実践しやすいものばかりでした。
上部頸椎の見方とアプローチ方法
日時:平成29年1月15 日(日)10:00~13:00
場所:全柔協会館4 階
講師:大藤武治
肩書:汐留シティーセンター セントラルカイロ院長 http://www.c-chiro.com/