カイロプラクティック&オステオパシー研究会

H29.11.12 『筋膜連鎖について 足の筋膜操作』(大阪)

H29.11.12 『筋膜連鎖について 足の筋膜操作』(大阪)

今回は倉津弘一先生の2回目の講習会でした。今回は下肢の実技を中心とした内容でした。

 

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筋膜の繋がりを示す「アナトミートレイン」の説明から始まり、筋膜が一定のルールに従って繋がっていることを座学、実技でも繰り返し復習しながら進んでいきました。
下肢の筋肉が上半身の症状にアプローチする流れの説明では、患者に「下肢を触ってもらって首が治った」という不思議さと驚きを与えられること、それが口コミに繋がる、といった受講者へのアドバイスも印象的でした。
講師の実演では、受講者が熱心に見入る中、見た目にもわかる施術効果の発現や、施術前後の触診で比較した効果に驚きや感嘆が伝わってきました。

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また受講者による実技の時間には、講師がベッドを回りながら丁寧に指導をされる中、受講者同士でも受けた感覚を伝え合って分析しながら施術を試されていて、非常に和気藹々と盛り上がる時間となりました。
モニター説明では判りやすい画像を交えた資料が表示されていたので、視覚的にも理解しやすく取り付きやすかったと感じます。

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倉津先生曰く、筋膜リリースは「習熟度が浅い時点でも効果は薄くても「害」がない」技術とのことで、患者へのアプローチ手段を増やしたい先生には積極的に取り入れられる心強い言葉ではないかと思いました。
また実技指導がとても丁寧で行き届いていた印象があり、受講者もそれに応じるように熱心に質問や確認をされており、とても良い循環ができている有意義な講習会だと感じました。

 

 

 

筋膜連鎖について 足の筋膜操作

日時:平成29年11月12日(日) 10:00~13:00

場所:全柔協会館4F

講師:倉津弘一

講師肩書:大阪府療術師協会 会長