テストページ:全柔協からの返戻付箋の見方、レセプトの修正方法を教えてください

返戻の内容ごとに記載しました。確認したい項目番号をクリックしてください。
リンク先の項目を選ぶと詳細が表示されます。
返戻付箋(A)
【理由解説】患者の署名が相違しています。
【訂正方法】患者に、正しい署名へ訂正いただいてください。
【注意事項】被保険者(世帯主)と関係のない他人との署名の相違で返戻になった場合、個人情報の観点より再印刷後、被保険者(世帯主)名の署名を新たにいただいてください。
本体レセプトの訂正方法

サインの訂正に施術者印が使用されている場合
患者自筆サインの誤りを、施術者印を押印し訂正しているレセプトについての再提出方法。
助成レセプトの訂正方法
※原則は「受給者(患者)名」で署名をいただきますが、保険者によっては「保護者名」等と指定している市町村があります。
【理由解説】委任状欄のサインがもれています。
【訂正方法】患者からサインをいただいてください。
本体レセプトの訂正方法
助成レセプトの訂正方法
※原則は「受給者(患者)名」で署名をいただきますが、保険者によっては「保護者名」等と指定している市町村があります。
【理由解説】患者より代筆依頼を受けていますが、柔整師の代筆がもれています。
【訂正方法】柔整師が自筆にて代筆してください。
本体レセプトの訂正方法
助成レセプトの訂正方法
※原則は「受給者(患者)名」で署名をいただきますが、保険者によっては「保護者名」等と指定している市町村があります。
【理由解説】入力の氏名漢字と患者署名の氏名漢字が相違しています。
【訂正方法】どちらの漢字が正しいかを確認し、訂正してください。
【よくある相違例】
佑 ⇔ 祐 ⇔ 裕
夫 ⇔ 男 ⇔ 雄
美 ⇔ 実
里 ⇔ 理
菜 ⇔ 奈智 ⇔ 知 ⇔ 千 など
【理由解説】
●レセプトの印字が枠から上下左右に半分以上ずれています。
●印字がずれており、内容の読み取りが困難です。
【訂正方法】再印刷または、ずれている箇所を二重線で訂正してください。
【理由解説】印字が不鮮明で、内容の読み取りが困難です。
【訂正方法】再印刷または不鮮明な箇所を補正、もしくは二重線で訂正してください。
返戻付箋(B)
【理由解説】負傷原因の記載がもれています。
【訂正方法】再印刷していただくか、負傷原因欄または摘要欄に手書きで追記してください。
【動画:レセコン操作】負傷原因欄の印刷
【理由解説】長期施術理由の記載がもれています。
【訂正方法】再印刷していただくか、摘要欄または裏面に手書きで追記してください。
【動画:レセコン操作】長期理由の裏面印刷
【理由解説】長期頻回施術理由の記載がもれています。
【訂正方法】再印刷していただくか、摘要欄または裏面に手書きで追記してください。
【理由解説】往療理由の記載がもれています。
【訂正方法】再印刷していただくか、摘要欄または裏面に手書きで追記してください。
【理由解説】登録されている負傷名に同部位が含まれるため請求できません。
【訂正方法】負傷部位を確認の上、訂正または削除してください。
例:負傷名 ①右上腕骨骨折 ②右上腕部挫傷
訂正する場合
削除する場合
【理由解説】登録されている負傷名に近接部位が含まれるため請求できません。
【訂正方法】負傷部位を確認の上、訂正または削除してください。
例:負傷名 ①右上腕骨骨折 ②右肩関節捻挫
訂正する場合
削除する場合
【理由解説】「本家区分」と「被保険者(世帯主)」・「受診者」の登録が相違しています。
【訂正方法】保険証の「被保険者名(世帯主)」と患者名を確認の上、訂正してください。
本家区分の登録が誤っていた場合
被保険者(世帯主)名の登録が誤っていた場合
【理由解説】登録いただいている保険証情報は古いもので、現在は使用できません。
【訂正方法】施術月の時点で有効な保険証を確認のうえ、正しい情報へ訂正してください。
組合等が解散して、移管・廃止している保険者の場合
【例1】06271761(大阪既製服健康保険組合)が令和3年4月で解散し、01270016(全国健康保険協会 大阪支部)へ移管している場合
年次で保険証が更新される保険者の場合
【例2】263129(京都建築国民健康保険組合)は、年次ごとに保険証の更新があり、記号が変更される場合
例:2021年度 → 記号「建21○△」
【理由解説】登録されている保険証情報は月途中で変更しているため、請求できない施術日が含まれています。
【訂正方法】以下のいずれかの方法で、レセプトを2枚に分けて再提出してください。
①前半分・後半分ともに再印刷しサインをもらいなおす。
②前半分は手書きで訂正し、後半分は再印刷しサインをもらいなおす。
前半分を手書き訂正する場合の留意点
後半分のレセプトにも月途中保険証変更の旨を記載
★月途中保険証変更の旨は前半分・後半分どちらにも記載が必要です。
再印刷の際にレセコンにて入力を行うか、印刷後に手書きで追記してください。
【理由解説】保険者番号が相違しています。
【訂正方法】保険証を確認の上、正しい情報へ訂正してください。
【理由解説】「記号番号」の記号が相違しています。
【訂正方法】保険証を確認の上、正しい情報へ訂正してください。
【理由解説】「記号番号」の番号が相違しています。
【訂正方法】保険証を確認の上、正しい情報へ訂正してください。
【理由解説】公費負担者番号が相違しています。
【訂正方法】医療証を確認の上、正しい情報へ訂正してください。
年次で保険証が更新される保険者の場合
【例2】263129(京都建築国民健康保険組合)は、年次ごとに保険証の更新があり、記号が変更される場合
例:2021年度 → 記号「建21○△」
返戻付箋(C)
【理由解説】「施術の内容欄」の横計・縦計に誤りがあるため、「合計金額」欄の金額が相違しています。
【訂正方法】「施術の内容欄」の横計・縦計を確認の上再計算し、二重線で正しい金額へ訂正してください。
正しい金額へ訂正
【理由解説】「一部負担金」欄の金額が相違しています。
【訂正方法】負担割合を確認の上再計算し、二重線で正しい金額へ訂正してください。
※小数点以下を切り上げて計算してください。
【理由解説】「請求金額」欄の金額が相違しています。
【訂正方法】再度、「合計金額」から「一部負担金」を減算し、二重線で正しい金額へ訂正してください。
【理由解説】レセプトに記載されている生年月日(年齢)と負担割合に整合性がありません。年齢層における負担割合は以下のとおりです。
【訂正方法】保険証を確認のうえ「生年月日」「負担割合・一部負担金・請求金額」「本家区分(70歳以上のみ)」のうち必要な箇所を訂正してください。
【動画:レセコン操作】負担割合の修正
【理由解説】医療助成レセプトの「受給者負担額」が誤っています。
【訂正方法】医療証を確認の上、「受給者負担額」と「助成請求金額」を正しい金額へ訂正してください。
【理由解説】骨折・不全骨折・脱臼の後療は医師の同意が必要ですが、同意の記載がもれています。
【訂正方法】摘要欄へ「同意年月日・同意医療機関名・同意医師名」を追記してください。
※同意日以降でなければ後療の算定はできません。
【理由解説】施術情報提供料の算定がありますが、施術情報提供紹介書の添付がもれています。
【訂正方法】レセプトに施術情報提供紹介書を添付し、再請求してください。
添付できない場合、料金の算定はできませんので、二重線で金額を訂正してください。
【理由解説】施術情報提供紹介書の内容に不備があります。
【訂正方法】下図を参考に、内容を二重線で訂正してください。
★画像をクリックすると拡大します。
【理由解説】初検時加算(時間外・深夜・休日加算)が算定されていますが、来院時間の記載がありません。
【訂正方法】摘要欄へ来院時間を記載してください。午前・午後がわかるように記載が必要です。
【理由解説】初検時加算を算定できない時間帯です。
【訂正方法】初検時加算を削除し、二重線で金額を訂正してください。
初検時加算を算定できる時間帯とは
下図の時間帯が施術時間外である場合に初検時加算を算定できます。
※施術ができる体制であった場合や、臨時で施術日とした場合等は算定できません。
※時間外加算・休日加算・深夜加算は重複加算できません。
訂正方法
【例1】R3.5/10(月)15:00来院で、時間外加算を算定している場合
平日15:00は算定可能時間にあてはまらないため、料金を訂正する。
初検時加算の料金を二重線で消し、関連する金額を二重線で消して訂正する。
【例2】R3.5/15(土)17:30来院で、休日加算を算定している場合
土曜17:30は休日加算ではなく時間外加算該当のため、料金を訂正する。
【理由解説】転院の場合、以前の院で整復が行われているため、初回処置料は算定できません。
【訂正方法】初回から後療算定となるよう、【整復料・固定料・施療料】を削除し、【後療・温(冷)罨法、電療】の回数を訂正してください。
※転院時の【初検料】は算定可能ですので、誤って削除しないようご留意ください。