
活躍する組合員『フェイス接骨院』(岩手県)
新聞に連載を持ち患者の信頼を得る
岩手県北上市に施術所を構える「フェイス接骨院」の小原先生は、施術のかたわら地元新聞の連載を担当しており、日々柔道整復や業界の情報を発信しています。患者の中にも読者は多く、掲載された翌日には患者からの反響の声も聴くことができるそうです。
きっかけは1回の連絡から
小原先生が連載する「施術の現場から」が掲載されているのは岩手県内で55,600部(2019年3月現在)を発行する『岩手日日新聞』。新聞の連載といえば、特別な事情でもない限り難しそうなものですが、とある誤認記事への連絡がきっかけだったそうです。
この連絡の際に、柔道整復師と理学療法士の違いを説明したところ、後日「業界のことに詳しいのであればぜひ」という連載オファーがやってくることになったのです。
連載の内容は
2020年12月から週1回で連載を続けていますが、内容は「接骨院と整体院の違い」から「痛いときの処置の方法」など幅広く、まだまだストックもあるとのこと。ただし1,000文字という制約があるので、テーマによってはポイントを絞って記事を書く苦労もあるようです。フェイス接骨院のFacebookでは、泣く泣く掲載できなかったことや編集後記を、連載した本文とともに掲載しています。
患者からの反響は
フェイス接骨院に通う患者からは「柔整だけでなくはり・きゅう・あん摩マッサージなどの違いがわかった」といった感想や、「(これから)どんな記事が掲載されるのか楽しみ」といった反響の声もあり、信頼感の高まりも意識するようになってきています。
「スポーツ柔整」を実践中!
小原先生は言います。
柔道整復師は外傷のプロ。スポーツの外傷に無資格施術が本当に効果的なのか疑問。本来の姿に立ち返り進化するため、外傷のプロである柔道整復師がスポーツ外傷に特化しなければならない。
そしてその知識と技術をもって、スポーツ選手をサポートする「スポーツ柔整」を提唱・実践しています。
小原先生がスポーツ選手の施術に力を入れていることから、フェイス接骨院の患者には全国レベルのアスリートも数多く来院しています。その種目は多岐にわたり、アスリートからの信頼も高いようです。