全国柔整鍼灸協同組合

接骨院の集患 クロスメディア戦略の始め方~ステップ4~

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ステップ4 ホームページ + ポータルサイトやSNS・ブログ

ホームページのアクセス数アップのために

SNSや接骨院ネットワークなど店舗を紹介するポータルサイトを利用して、接骨院の公式ホームページへ誘導するという、インターネット上での戦略です。
公式ホームページを見てもらうための窓口をたくさん作り、集患につなげます。

全柔協オススメのWEB広告ツールをリストアップしたのでご紹介します。
まずは1つ始めてみて、試行錯誤しながら院オリジナルの集客方法を作っていくことが大切です。

ホームページ

ポータルサイト

SNS

SNSやポータルサイトは開設して満足してはいけない!

SNSやポータルサイトは手軽にすぐにでも始められるのがメリットですが、本当に重要なのは更新作業です。
開設はしたものの、「更新が止まっている」のでは意味がありません。

また、頻繁に更新していても記事を更新することだけが目的になっていて、記事の内容にあまり意味がなかったり、あるいはイメージダウンの記事を公開していることもあります。

記事を書くときは、患者さんと接するときと同じように丁寧に計画的に行い、本当に意味のある有益なものにしていかなければなりません。
良質な記事を書き、読み手を満足させることで、患者さんの信頼を獲得していきましょう。

新患には来院のキッカケの統計をとる

新患が来院したら、必ず接骨院をどのように知って来院してくれたのか統計を取りましょう。
統計の取り方は、問診票の一部に「当院をどのようにしてお知りになりましたか?」という項目を追加したり、問診時に口頭で確認したりする方法があります。

接骨院を知ったキッカケから来院までの経緯をヒアリング

来院のキッカケを聞いて患者さんが「ホームページを見ました」と答えたとしても、ホームページを見るきっかけが別にあることがあります。
例えば、「近所に住んでいて接骨院のことを前から知っており、チラシも見たことがある。また、知り合いがその接骨院に通っていて度々話を聞いていた。さらにケガをして接骨院を選ぶ際にホームページを見て来院を決めた」場合、この患者さんが接骨院に来院するまでに、①看板 ②チラシ ③口コミ ④ホームページという4つの広告媒体のクロスメディア戦略が成功したということになります。

統計を取る際は問診票の質問項目に追加し、問診時に「接骨院のチラシを見たことがありますか」など、他の広告媒体を見たことがあるかも確認し、接骨院を知ったキッカケから来院までの経緯を細かくヒアリングすることで、どの広告媒体を使ったクロスメディア戦略の効果が出ているのか知ることができます。

効果を確認してモチベーションアップ!

来院のキッカケをヒアリングすることでクロスメディア戦略の効果が出ていることがわかると、自身の集患に対するモチベーションアップにつながります。
またクロスメディア戦略の効果は、時期や地域、ターゲット層などにより異なります。自院が行っているどの広告戦略がどのくらいの効果を出しているか知ることで、どの広告戦略に比重を置くかをその都度調整することができます。

知っているだけではダメ! 行動して成果につなげる

「知っているけど行動できていない」という接骨院と「すでにクロスメディア戦略を取り入れている」という接骨院では、成果が大きく違ってきているはずです。
情報を「知っている」だけでは何の成果にもつながりません。知っている情報を活かして「行動する」ことで成果につながります。
どれだけ行動できているかチェック!

ステップ4 チェックシート

広告宣伝に時間と費用をしっかりかける

どの広告も時間と費用をしっかりかけて続けることが重要です。
特にチラシや紹介カードなど紙媒体は、配布してから患者が来院するまで時間がかかります。「配布後3カ月や半年後に来院してくれた」という話は一般的です。「1回やってみて効果がなかったから」といって止めるのではなく、少なくとも半年以上は続けましょう。

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