【報告】R7/6/21　関東・甲信越支部勉強会　東京

講習会名：関東・甲信越支部勉強会
～整形外科医と柔整師の連携の在り方～
講師：大関信武(東京科学大学 整形外科医師)
日付：令和7年6月21日（土）17：00～20：00
場所：五反田TOCビル 13階2号会議室

第１部は、事前に募集した質問をテーマにパネルディスカッションが行われました。
「整形外科にとって柔整師とは？」や「整形外科医との連携の為に必要な最低限の知識は？」等の受講者の気になる点について話されました。また、「関節系の処置で注意すること」「触らない方が良い症状の特徴や代表例は？」等の具体的な質問は、参加者の興味関心が高く、第一部だけにとどまらず、第二部でも続けて話されました。

第2部では「 レッドフラッグ」について、映像や画像を用いて解説されました。「腫瘍」「感染」「血栓」等の注意しなければならない症状や、見落としやすい点について話され、受講者は熱心にメモを取りながら聞き入っておられたのが印象的でした。最後の質疑応答では、多くの質問があり、一つ一つの質問に丁寧に答えていただきました。

当日は、組合員だけでなく、一般・学生を含めて81名の方に参加いただき、会場は満席となりました。受講者からは「疑問が解消され、議論や講話内容の理解が進んだ」等のお声をいただきました。「柔整師の施術所のあり方、その先にある施術所経営」といった学びの機会となりました。