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キャッシュレス決済

決済手数料が有料化したあとのQR決済のメリットは?

≪この記事は柔道整復師、はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師向けです≫

【質問】大手QR決済の決済手数料が有料化されたあとも、QR決済を導入するメリットはありますか?

患者に選ばれる理由になる、売上管理の作業が減る・会計が早い、銀行の手数料や手間を減らせるなどのメリットがあります。

メリット1.患者に選ばれる理由になる

例えば、患者が治療に行きたいが手持ちの現金では足りない場合、患者の利便性が高いキャッシュレス決済が可能な施術所を選ぶでしょう。
自身の施術所がキャッシュレス決済を導入していれば、他の接骨院や整体院、リラクゼーション店舗など患者が流れてしまう可能性を下げ、他院と差別化することができます。
さらに、手持ちの現金を気にする必要がないため、実際に組合員の施術所でも患者一人当たりの平均単価が上がっているところが多くあります。

メリット2.売上管理の作業が減る・会計が早い

一部負担金の支払いは小銭が多くなるので、売り上げが多ければ多いほど、売り上げとレジの中の金額とを確認する手間が増えます。
キャッシュレスを導入すれば、レジ締め・釣り銭の用意など小銭を扱いが減るため、会計が早くなり、他のことに使える時間が増えます。
両替手数料のコストを考えると、手数料が引かれるキャッシュレスであってもメリットは大きい
と考えられます。

また、施術所内に置いておく現金も減ることから、防犯対策にもなります。

メリット3.銀行の手数料や手間を減らせる

大手銀行や一部の地方銀行では、業務の効率化を進めるため小銭や硬貨の入金手数料を設けています。
銀行によって条件は違いますが、売り上げを入金するにも思ったより手数料が多くかかる場合もあります。
また、支店数が減り銀行に行くこと自体に時間を取られることもあります。

キャッシュレス決済を導入すれば、決済手数料はかかるものの、銀行へ行くわずらわしさとコストが減らせます。

メリット・デメリットを理解して検討

決済手数料有料化でも、キャッシュレス決済を導入するメリットはたくさんあります。
現金・キャッシュレス決済のメリットとデメリットを理解したうえで、施術所に合ったキャッシュレス決済を検討してください。

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