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接骨院の集患には「クロスメディア戦略」!

≪この記事は柔道整復師、はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師向けです≫

ホームページだけ、チラシだけでは集患できない!

広告宣伝には「ホームページがあれば十分」「開院時にチラシを配布したらOK」などと間違った認識をしていませんか。

ホームページだけでは集患は見込めない

インターネット利用率が80%を超えている今、接骨院のPRにホームページは必須です。しかし、ホームページを見てもらう工夫をしなければ多くの情報の中に埋もれてしまい、ホームページからの集患は見込めません。
また、ホームページを上位表示させるためにSEO対策をして今上位表示されていても、3年後・5年後までそのまま維持させ続けることは難しく、ホームページ単独でのPRには限界があります。

チラシだけでは来院につながらない

逆に、「開院時にチラシを配布したけれどその後は口コミだけに頼っている」というような接骨院も多く見られます。
チラシを配布すれば接骨院の認知度は上がりますが、チラシだけに頼ると広告の制限があるため情報量が少なく、たった一度の配布では来院につなげることは非常に難しいです。
さらに、どこに行くのも「スマートフォンで調べてから」という現代、ホームページは不可欠です。

そこでオススメなのが「クロスメディア戦略」

クロスメディア戦略とは

クロスメディア戦略とは、ホームページ、ブログ・facebookやTwitterなどのSNS、チラシ・紹介カード・DM・リーフレットなどの紙媒体など、様々な広告ツールを組み合わせて宣伝活動することで媒体同士による相乗効果を高めていくこと。

それぞれの広告ツールにはメリットとデメリットがあり、そのメリットとデメリットを理解し、媒体の特徴を十分に活かして関連付けながら広告することで、患者が来院するまでの動線づくりをします。

クロスメディア戦略のメリット

広告ツールのデメリットを解消できる

ホームページとチラシのメリットとデメリットを見てみましょう。

☆ホームページ
メリット
①広い範囲に広告できる
②多くの情報を掲載できる
③いつでも見れる
デメリット
①多くの情報の中に埋もれてしまう
②患者さんが探さないと見てもらえない

☆チラシ
メリット
①接骨院の認知度を上げられる
②特定の地域に直接配布できる
デメリット
①広告の制限があるので掲載内容が限られている
②一時的なものなので継続して配布する必要がある

チラシを配布して接骨院の認知度を上げ、患者さんに接骨院名でインターネット検索して情報量の多いホームページを見てもらう
という方法なら、それぞれのデメリットを相殺できます。

1つの媒体だけに頼っているとデメリットを解消することが難しい
様々な媒体を活用することでデメリットを他媒体のメリットで相殺できる

全てのターゲット層に対応できる

以前はチラシの新聞折込が中心だった宣伝活動が、今やホームページ・ブログ・facebookやTwitterなどのSNSといったWEB媒体が主流になっています。また、年齢層によってもチラシなどの紙媒体の広告が効果的だったり、WEB媒体が効果的だったりと様々です。

チラシだけ、ホームページだけというように1つの媒体に頼っていては宣伝効果が弱く、効率的に新しい患者を取り込むことができません。
ターゲットによって、いくつかの広告ツールを組み合わせて宣伝広告し、人の目に触れる機会を増やすことで、偏りのない宣伝活動ができます。

広告ツールの組み合わせ例

紙媒体 + ホームページ

地域密着型の接骨院にはピッタリな方法です。
チラシや紹介カードなどの紙媒体を利用してホームページへ誘導する方法です。

新患獲得(チラシ・紹介カード + ホームページ)

チラシ定期的に配布して接骨院の認知度を上げ、インターネットで接骨院名で検索してホームページを見てもらい、来院につなげます。

また、紹介カードを既存患者さんから知り合いに渡してもらい、その知り合いの方にインターネットで接骨院名で検索してホームページを見てもらい、来院につなげます。

リピーター獲得(リーフレット・回数券・DM + ホームページ)

リーフレットで施術メニューを紹介し、詳しい内容はいつでもホームページで確認できるようにしておきます。紙面はスペースが限られているため、すべての情報を掲載できません。ターゲット層ごとにリーフレットを数種類用意したり、ホームページを活用して今施術している症状以外でも来院してもらえるようにします。

自費施術では回数券を利用して計画的な来院を促します。患者さんの症状を改善し施術に満足してもらうと同時に、継続率を上げることができます。

また、初検の患者さんのリピート率を上げるにはDMはがきが効果的!
DMはがきで施術内容や施術の必要性を再度説明することで患者さんの施術への理解を深め、来院の動機付けや先生への信頼度を上げて2回目以降の来院につなげます。

ホームページ + ポータルサイトやSNS

これは、SNSや接骨院ネットワークなど店舗を紹介するポータルサイトを利用して、接骨院の公式ホームページへ誘導するという、インターネット上での戦略です。

まず、接骨院の公式ホームページは必ず持ちましょう。
そのうえで、外部サイトのGoogleマイビジネスへの登録やポータルサイト・SNS・ブログを作成し、公式ホームページへ誘導します。

自院の財産となる公式ホームページを持たずに外部サイトだけに頼ると、その外部サイトがサービス変更や終了した際、接骨院のWEB上の広告ツールがなくなってしまいます。外部サイトだけに頼るのは危険ですのでご注意ください。

まとめ

安定した集患にはクロスメディア戦略

安定した集患を行うには、1つの広告ツールに頼るのではなく、いくつかの広告ツールを組み合わせて宣伝活動をするクロスメディア戦略が有効です。この戦略を成功させるには、それぞれの広告ツールのメリットとデメリットを理解し、ターゲットや戦略に合った広告ツールを組み合わせることが大切です。
いくつかの広告ツールを組み合わせて宣伝広告し、人の目に触れる機会を増やすことで、偏りのない宣伝活動ができます。

広告宣伝に時間と費用をしっかりかける

どの広告も時間と費用をしっかりかけて続けることが重要です。
特にチラシや紹介カードなど紙媒体は、配布してから患者が来院するまで時間がかかります。「配布後3カ月や半年後に来院してくれた」という話は一般的です。「1回やってみて効果がなかったから」といって止めるのではなく、少なくとも半年以上は続けましょう。

知っているだけではダメ! 行動して成果につなげる

このブログを読んで「知っているけど行動できていない」という接骨院と「すでにクロスメディア戦略を取り入れている」という接骨院では、成果が大きく違ってきているはずです。
情報を「知っている」だけでは何の成果にもつながりません。知っている情報を活かして「行動する」ことで成果につながります。
まだ行動できていない接骨院は、今すぐ始めてください!

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